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全社

現在“全社”開催中。
よく知らないので調べてみた。
全国社会人サッカー選手権大会というのが正式名称で
JリーグやJFLに参加しているチーム以外の社会人チームが
一ヶ所に集まって行われるトーナメント大会なのだよ。
地区予選を勝ち上がった31チームと地元枠1チームの32チーム。
出場枠はその地域の登録チーム数の比率によって変わる。
東北は出場枠が1だけど、関東は7みたいにね。

この全社に優勝すると11月に行われる全国地域リーグ決勝大会に
全社枠として出場することができるのだ。
ちなみに全国地域リーグ決勝大会とは各地域リーグの優勝チームと
前回の決勝大会でいい成績を残した地域にもうひとつ枠が与えられ
(2007年は東北、東海、中国、九州の枠が2で、その他は1)
この全社枠とそのほか推薦枠のチームなどを加えて
その中でリーグ戦を行い、上位2位までに入れるとJFLに昇格できるのだ。
J1・J2の次のカテゴリーがJFL。頂上が見えてくる位置だ。

つまり、近い将来のJリーグ入りを目指しているのだが
地域リーグでの成績が思うように伸びなかったため
全国地域リーグ決勝大会に出場が決まっていないチームが
その出場枠を得るために全社で優勝を目指す・・・。
そのような位置づけとなっている。

たとえば
北信越リーグ4位のツエーゲン金沢。
四国リーグ2位のカマタマーレ讃岐。
九州リーグ3位のV・ファーレン長崎。
このあたりが一発逆転を狙っているチームであろう。

しかも、今回の全社に必ずしも地域リーグ優勝チームが出ているわけではない。
リーグ戦のほうに力を注いで、全社は捨てたチームもある(たぶん)。
そうなると逆転を狙っているチームにとってある意味チャンスである。
よし!頑張ろう!!ということになるのだが、実は、全社様はキツイ。
何がすごいって、その日程である。

1回戦 10月13日
2回戦 10月14日
準々決勝 10月15日
準決勝 10月16日
決勝 10月17日

高校生だって5日連続で試合はしないと思われる・・・。
週末ごとに試合しろと言われても、遠征にはお金がかかる・・・。
そう考えると一ヶ所集中開催がもっとも効率がよいとも言える。
ただし、準々決勝から決勝はド平日だ。
前述のようなプロを目指しているチームはいつ試合をしてもいいだろうが
社会人サッカー選手権なので社業の傍らでプレーしている人が大半のはず。
勝ち進んでしまったら、やはり有給休暇を取らないといけないのだろうか。
それともどうしても外せない仕事があるので帰ってしまい
その結果、戦力が落ちてしまうのか。こちらのほうが有力であろう。
なかなかマゾっ気たっぷりな大会であるといえよう。

今回の出場チームで気になったのがもうひとつ。
それは、藤枝市役所。
東海リーグ3位の強豪チームなのだという。
どうも静岡のサッカーどころというと清水と思いがちだが
実はこの藤枝もなかなかのものらしい。
そんな市役所チーム。最強の公務員である。
しかしながら、サッカーがうまいということだけで人材を取れないので
強化をするのは大変だとか。まあ、そりゃそうだ。
残念ながら2回戦敗退。公務に穴を開けずに済んだ(?)。

あと、関東リーグ7位ながら出場をしたT.F.S.C。
東芝府中サッカー部だそうだ。全く知らなかった。

そして17日の決勝戦は
「FC Mi‐Oびわこ vs 矢崎バレンテ」に決定。

FC Mi‐Oびわこは佐川急便京都サッカー部が母体。
2005年に廃部となり、滋賀県草津市で活動していた
FC Mi‐O キャットフィッシュを受け皿として存続。
滋賀からJリーグを目指すとのこと。
一方、矢崎バレンテは矢崎総業の関連会社、矢崎計器島田製作所を
母体としたチームだそうだ。こちらはJFLを目指しているとのこと。

矢崎バレンテは東海リーグ2位が確定していて
既に全国地域リーグ決勝大会出場が決まっているので
全社枠はFC Mi‐Oびわこに与えられる事となった。

そうか。V・ファーレン長崎は準決勝敗退か。痛恨だな。
九州リーグは2節を残して

1位 ホンダロック 49
2位 ニューウェーブ北九州 48
3位 V・ファーレン長崎 47

しかし、V・ファーレン長崎は試合消化が1試合多い。
次節、ホンダロックとニューウェーブ北九州が共に勝てば
最終節を残してV・ファーレン長崎の2007年は終わり。

カードを見ると
【10月27日(土)】
ニューウェーブ北九州-熊本教員団
ホンダロック-新日鐵大分
【10月28日(日)】
海邦銀行SC-ニューウェーブ北九州
V・ファーレン長崎-ホンダロック

可能性があるとしたら
4位の新日鐵大分がホンダロックに勝つことを祈る。
どうもこれだけのようだ。
ニューウェーブ北九州は9位と10位との対戦である。

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