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ヤタガラスの勲章を目指す戦い

サッカー天皇杯の1回戦が早くも9月16日から始まっている。

天皇杯は全国津々浦々どこのチームでも参加が可能。
予選・本戦と勝ち進めばJリーグチームとも対戦できる。
この大会で優勝できると、アジアチャンピオンズリーグという
アジアのクラブチャンピオンが集まる大会に出れる。
つまり、理論上はおらが町から世界へと繋がっているということなのだ。
まあ、現実問題としてそんなチームが優勝するのは難しいが。

ただ、日程的には色々と問題もある。
たとえばJ2のチームは3回戦の10月7日から登場なのだが
ちょうどリーグ戦も佳境となってきている時期なので
J1昇格を争うチームにとっては迷惑この上ない。
なので、ケガをされても困るから、メンバーを落として臨む。
しかし、1回戦・2回戦を勝ち抜いてきたアマチュアチームは
J2とはいえプロを相手に試合をするのが最大の目標なので
それはそれはもの凄いモチベーションでやってくる。
その高いテンションに圧倒されてプロが負けてしまう・・・。
そんなことがよくある。
実際に昨年は横浜FCがバンディオンセ神戸に負けて
ヴィッセル神戸がYKK APに負けている。

J1のチームは4回戦からの登場(11月4日)。
5回戦は12月8日。リーグ戦が終わるのが12月1日。
長いリーグ戦を終えた後なので、実はちょっと休みたい。
負けたチームからシーズンオフに入ることができるので
勝ち進むのは罰ゲームだと表現する人もいる。
優勝すればアジアへ繋がっているという利点はあるし
優勝賞金が1億円なので、効率よく賞金が貰える大会でもある。
だからまだいいのだと思われるが。

この天皇杯の本大会に出場できるのは
J1の18チーム
J2の13チーム
JFL(上から3番目のカテゴリー)の前期1位チーム(佐川急便)
全日本大学サッカー優勝チーム(流通経済大学)
そして、都道府県代表47チームである。

JFL枠や大学枠で出られなかったチームは
都道府県代表を目指して予選を戦うのである。
ちなみに私が住んでいる茨城の代表は筑波大学。名門だ。
この筑波大学が県予選決勝で戦ったのがクラブ ドラゴンズ。
これは流通経済大学の3軍チーム(2・3年生中心)なのだ。
そう考えると大変に底力のある学校だと思う。
群馬の代表は図南SC群馬。群馬県リーグ所属。
なんと図南よりカテゴリーが2つ上のJFL・アルテ高崎を破った。
そんなこともあるのがサッカーである。しみじみ。

16日の1回戦のおさらい。
大会序盤の楽しみ方は、地方大会を勝ち抜いた
全国的には情報がないチームを観察する事にある。
近い将来のJリーグ昇格を狙うJFLチームもあるけど
遠い将来のJ昇格を考えるチームもいるし
高校チームや社会人のチームもいる。これが面白い。

前述の図南は天理大学に負けてしまったようだ・・・。
大学チームも決して侮れないということがこれでよくわかる。

鹿屋体育大学 vs 流通経済大学
大学同士の戦いもあったのだが、大学枠で登場した流通経済大学が
なんと鹿屋体育大学に敗退。こういうこともある。

その他の個人的な注目・・・。
ビアンコーネ福島 vs V・ファーレン長崎
長崎は国見高校の小峯監督が取締役を努めているチーム。
現在、九州社会人リーグに所属していて来年のJFL昇格を狙っておる。
(ホントは今年昇格したかったが最後に負けてしまった)
こっちは比較的メディアにも紹介されているチームだと思う。

対するビアンコーネ福島は・・・。
調べると、郡山北工業サッカーOBを中心に結成されたチーム。
東北社会人リーグ2部南ブロックに所属。
こっちも最短2009年のJ2入りを目指しているんだと。
以前はノーザンピークを名乗っていたそうだが
商標の関係でチーム名を変更したとか。

番狂わせは
ツエーゲン金沢 vs ロッソ熊本
現在、JFLの3位に位置して
来年のJ2昇格が現実味を増して来ている時期だというのに
北信越リーグ1部に所属しているツエーゲン金沢に敗退。
ちなみにこのチームもJリーグを目指していて
元Jリーガーをかなり補強している。
ツエーゲンとは調べてみると
ドイツ語のツヴァイ(2)とゲーン(進む)を合わせた造語。
チームとサポーターが共に進んでいくという意味。
それと金沢弁で「強いんだっ!」を意味する「つえーげん!」との
ダブルミーニングだとか・・・。
まあ、こういうこともある。

もうひとつ番狂わせは
FCセントラル中国 vs 近大和歌山高校
中国社会人リーグで2位につけているセントラルが高校に敗退。
高校生世代のチームでは唯一の勝利を収めたのがこのチーム。
そういえば、数年前に市立船橋が横浜マリノスをPKまで追い詰めた事があった。
そう、こんなことだってある。

大分トリニータU-18 vs 徳島ヴォルティス・アマチュア
こんな対戦もあったんだな。Jの下部チーム同士の戦い。

というわけで、そういうわけだ。
サッカーは裾野が広くて、それが魅力であるという事だよ。
そんな無名のチームが大物食いをしてくれると
盛り上がって面白いよ。興味のある人にとっては。

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